今回はOrdinals Walletでインスクライブする方法を解説します。
はじめに用語解説
✅ インスクライブ = インスクリプションを生成すること
✅ インスクリプション = ビットコインチェーンのNFTのようなもの
つまり、『ビットコインチェーンでNFTを作ること』をインスクライブと言います。
Ordinals Walletは、ご自身で用意した画像や音楽、テキストから『オーディナル』を生成することができます。

本記事ではインスクライブする方法を、実際にやった経験をもとに詳しく解説していきます。
オーディナルは『インスクリプション番号が若いほど価値がある』とみられるので、早めに作っておくと価値が上がってくるかもしれません。

Ordinals Walletを初めて使う方は、あらかじめOrdinals Walletを作っておきましょう。
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生成するときに手数料がかかるので、ビットコインを送金しておいてください。
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Ordinals Walletにビットコインを送金する方法【オーディナル ウォレット】
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Ordinals Wallet(オーディナル ウォレット)で画像をインスクライブする方法
手順は以下の通り。とてもカンタンですよ。
インスクライブする手順
- 画像を用意する
- 画像をアップして生成する
すでに画像を用意できてる方なら3分ほどでできます。
画像を用意する
まずはインスクライブする画像を用意しましょう。
用意する画像はドット絵がオススメです。
理由は2つあります。
✔️ ファイルサイズが大きいと手数料が高くなるから
✔️ 300kbまでしかアップロードできないから
ファイルサイズが大きいと手数料が高くなるから
私が自作したドット絵と、CNPRebornのイラストで、ファイルサイズによってどれほど手数料が違うかを比較してみます。
ファイルサイズ | 手数料 |
3.58kb | 6.44ドル |
244.33kb | 281.82ドル |
結果はこの通り、シンプルな画像のドット絵にすることでファイルサイズが抑えられ、手数料を安く抑えられることがわかりますね。

300kbまでしかアップロードできないから
画像は300kbまでしかアップロードできないので、イラスト画像は容量オーバーしてしまいます。
なので、そもそもインスクライブすることができません。
では、ドット絵はどーやって作るのか?ですが、ドット絵はスマホで手軽に作れます。
私は8bit Painterを使って先ほどの画像を作りました。
それほど難しくないので、挑戦してみてください。
画像をアップして生成する
画像が用意できたら、Ordinals Walletでインスクライブしましょう。
【Choose file】をクリックして画像をアップします。
次に手数料の設定です。
手数料を多く払うことで高速でインスクライブされるようになります。
Totalに表示されている金額が最終的な手数料なので、確認して【Inscribe】をクリック。
パスワードを入力し、【Unlock wallet】をクリックします。
BTC換算で支払う手数料が表示されます。
確認して【Confirm】をクリック。
これでインスクライブ完了です。カンタンですね!

今回はOrdinals Walletでインスクライブする方法を解説しました。
ぜひご自身の作品をビットコインチェーンに刻んでみてください。

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